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男児の包茎

男児の包茎とは、陰茎(おちんちん)の包皮が狭く、亀頭部が露出できない状態をいい、真性包茎と呼ばれます。

新生児や赤ちゃんの約90%が亀頭部を露出できない状態、つまり真性包茎の状態です。

男子で包茎(真性包茎)の割合は、新生児はほぼ10割、幼児は約6割、小学低学年では約4割、高学年では約2割、中学生では思春期前で約1割、思春期後で0.5割以下です。

つまり男児の包茎の大多数は、思春期頃までには自然治癒しますから、原則として男児の包茎の治療は必要ありません。

 

治療が必要な場合

しかし包茎のために排尿異常(排尿時に包皮がふくらむ、尿が斜めに飛ぶなど)や亀頭包皮炎(亀頭部の炎症)の問題が起こることがあります。

また尿路感染症や膀胱尿管逆流がある男児では、包茎が原因になるとされていますので、このような男児の包茎は治療をする必要があります。

治療の目的は、包皮がめくれて亀頭が露出する真性包茎を、仮性包茎の状態にすることであり、手術は必ずしも必要ではありません。

この療法にはいくつかの方法がありますが、子供に苦痛を与えずに簡単に行なえて有効性が高いものとしては、現在は、軟膏を2〜6週間包皮の先端に塗布して、徐々に包皮をめくる治療が殆どとなりました。

男児の包茎を治療するかどうかの判断は医師間で考え方の違いが大きいことも事実で、単に包茎が高度というだけの理由で治療する医師もいるようです。

さらに、今日、世間で包茎の状態を病的とみなす風潮があるようです。

このため排尿異常などの問題がない男児の包茎でも、親の要望で治療せざるをえないことも少なくないと言われています。